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与論日和

08 パナウル王国

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井上ひさしの小説「吉里吉里人」に端を発するミニ独立国ブームにあやかり、
与論島も1983年に「パナウル王国」として独立。
町長が国王を務め、観光協会を総理府、農協を農林省と呼ぶなど、
島をあげての観光アピールが展開されました。

このパナウルという国名、ユンヌフトゥバ(与論の方言)で
パナは花、ウルは珊瑚を意味します。
その名のとおり与論ではいたる場所に色鮮やかな花々が咲き乱れています。
最盛期には全国に200を越えたといわれる独立国ですが、
多くはブームが去るとともに消えていきました。
そんな中、与論では現在でも観光協会でパスポートが発行され、
これを提示することで島内の店舗、施設で割引ほかの特典が受けられます。
有効期間は5年間!

写真の「ユンヌ楽園」は200種類以上の花木を見られる亜熱帯植物園。
ヤギが出迎え蝶の舞い飛ぶパナの島を実感できる場所。
かつての島暮らしをかいま見られる古民家や高倉も移築展示されています。


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# by yoronblue | 2014-07-12 10:00 | 与論日和

07 与論犬事情

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静かでのんびりとした空気の流れる与論では、
犬もまた人なつこく穏やかな性格です。
しかし家族の一員として大切に飼われている犬がいる一方、
この小さな島でも他の地域と同じく捨てられ、また
野生化する犬たちの問題を抱えています。

古くは犬をつないで飼う習慣がなく、
去勢や避妊手術を行う獣医もいなかったため、
野犬が増えやすい環境の土地。
狭い島内では引き取り手も限られ、
捕獲されたり保健所に引き取られた犬は多くが殺処分されていました。

2012年、彼らに救いの手が差し伸べられました。
与論を訪れてここの保護犬たちに出会った方が、
行政に働きかけて他県への譲渡を可能とし、
関東で里親を探すという活動を始められたのです。
これまでに60頭以上もの与論犬が保護されました。
 また現在の収容施設は屋根はあるものの
四方は吹きさらしの檻ですが、
譲渡を待つ犬たちが少しでも快適に過ごせるよう
犬舎を建設するための募金も開始されたとのこと。
こうした活動はブログや facebook で随時報告されています。


今では島内で去勢手術やインプラント方式の避妊が
助成金付きで行えるようになり、
ペットの飼い方について細かく指導するなど、
行政も対策に取り組みはじめています。
 殺処分を0へ。人間も動物も、
ともに幸せを感じて生きられる島になればと願うばかりです。


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YB009 inuYB010 myanka 各¥3,240

# by yoronblue | 2013-09-09 10:00 | 与論日和

01 やさしい青


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どこの海も同じだろう。
与論島にくるまで、そう思っていた。
青い海に、白い砂浜。
お決まりのリゾートアイランド。

その認識は、いっぺんに吹き飛んだ。
ごめんなさい。
私が間違ってました。

どこまでも明るく澄んだ青。
どこからが空で、どこからが海なのか。
そよ吹く風はやさしく、心地よく。
聞こえてくるのは、小鳥のさえずり。
語りかけるような波の音。

お日様の光を受けてキラキラ輝く、
やさしい青に吸い込まれるように、
着いたその日から
島の虜になってしまった。

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# by yoronblue | 2012-10-18 10:00 | 与論日和

02 島の時間

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真っ白な雲が、ふわり、ふわり。
浜辺で潮風に吹かれながら、
日がな一日、ゆったり過ごす贅沢。

ちょいと島の中を歩けば、
道ばたでヤギに出くわし、
牛の多さに驚き、
人なつこい犬や猫とたわむれ、
島人のにこにこ笑顔と出会う。

なんにもない。
なんにもしない。
それなのに、心の中はあったかく、
満たされてゆく不思議。

島での時間は、真っ白な雲のように、
ふわふわ、ゆったり、流れゆく。

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# by yoronblue | 2012-10-18 10:00 | 与論日和

03 最南端、最北端

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奄美諸島の最南端、
沖縄のすぐ上にあるのが、与論島。

島からは、海のかなたにぽかりと浮かぶ、
仏様の寝姿のような、沖縄本島を望むことができる。

またその位置関係から、
奄美と琉球の文化が入り交じり、
独特の暮らしと文化が育まれている。
三線、芭蕉布、大島紬、与論献奉……

それから与論は、
南十字星が観測できる国内最北端の島でもある。

夜、星空を見上げてごらん。
幾千幾万の星たちが、
こぼれるように頭の上から降ってくるから。

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YB003 geo ¥1,620

# by yoronblue | 2012-10-18 10:00 | 与論日和